尾形光琳生誕350周年記念「大琳派展-継承と変奏-」
31 Oct 2008, 17:42

尾形光琳生誕350周年記念「大琳派展-継承と変奏-」
東京国立博物館 / 上野
・大琳派展 ~継承と変奏~| 尾形光琳生誕350周年記念(展覧会ウェブサイト)
フェルメール展がメインだったので、ついでにという気持ちだったが、これが思いのほかとても良かった。
まず初めに会場の構成がよく考えられていた。琳派を詳しく知らない人でも、分かりやすい構成だった。第1会場に入るとすぐに、駅張りポスターなどにも使われている《風神雷神図屏風》が展示されている。まず琳派の起源となった俵屋宗達が描いた《風神雷神図屏風》が、そしてその隣に宗達の作品を真似て描いたと言われる尾形光琳の風神雷神図があり、そしてそのまた隣に、光琳の作品から影響を受けて描いたという酒井抱一が描いた風神雷神図が並んで展示されている。また隣には鈴木其一の《風神雷神図襖》もある。このうち、宗達の作品は国宝、光琳の作品は重要文化財に指定されている。この琳派のアイコンとなった風神雷神図の堂々たる展示で、来場者は圧倒されるのである。同時に、琳派の系譜がざっくりと把握できるようにもなっている。その後は、俵屋宗達、尾形光琳/乾山(光琳の弟)、酒井抱一、鈴木其一と琳派の流れに沿って、それぞれの作品が展示されている。
もう一つ良かった点が、琳派の作品自体が非常にとっつき易いということ。歴史や仏教などの知識がない自分のような人でも楽しめる作品が多い。季節を表現する花と鳥、眩く光る金や銀などは、とても日本的であり、ただただ美しく、そしてかっこいい。
これは、ぜひオススメ。
あと、イベント関連周りのアートディレクションがカッコいい。駅張りポスターを初め、フライヤー、そして特設ウェブサイトに至ってはフルFLASHという気合いの入れよう。これで興味を持った若者が足を運べばいいなあ。ジジババ様が多いけど。
会期:11月16日(日)まで
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
31 Oct 2008, 17:40

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
東京都美術館 / 上野
一番期待していたフェルメール展。事前にちゃんと調べなかった自分がいけなかったのだが、この展覧会、フェルメールの作品展という訳ではなく、「フェルメールの作品を中心に、オランダ絵画の黄金期を代表するデルフトの巨匠たちの絵画を一堂に集めた奇跡の展覧会」というもの(サイトから引用)。そうサイトにも書いてある訳で、ミレイ展やピカソ展のようなものを期待すると、少々肩透かしを食らう羽目になる。しかも、彼の代表作《真珠の耳飾りの少女》と《牛乳を注ぐ女》がない点も注意しておくべき。
だが、そもそも彼が生涯で残した作品は全部で30数点しかなく、どれも門外不出の作品ばかり。この事を知らない一般客(自分も含め)は「え、これだけ?」と思ってしまうが、この事実を知った今では、今回彼の作品が一挙に7点も集められた事は奇跡的だと納得できる。
そんな「奇跡の展覧会」なのだが、やっぱり何だかどうもしっくりこなかった。フェルメールに期待し過ぎていたのか、何なのか・・・。一つ気になったのが、会場の構成。「デルフト前期の画家たちの作品」~「フェルメールの作品」~「デルフト後期の画家たちの作品」という流れで構成されていたのだが、フェルメールの作品が終わって階段を上がると、いきなり明るくライトアップされたおみやげ売り場になっているのである。まだ順路は終わっていないのにもである。ガヤガヤとしたおみやげ売り場をかすめ、順路に沿って進むと、デルフト後期の作品群が始まる。しかし、フェルメール作品を見終わった後、そして一瞬鑑賞の気が散った後という状況で、どうも気持ちが散漫になってしまった。やはり、フェルメールが展覧会のクライマックスである感は否めない。
あと、もう一つ。ジジババ様たちが異様に多い。ジイ様たちはぶつかってくるし、バア様たちはうるさい。要注意。
会期:12月14日(日)まで
巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡 / 魂のポートレート
31 Oct 2008, 17:37

巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡
国立新美術館 / 六本木
巨匠ピカソ 魂のポートレート
サントリー美術館 / 六本木
・asahi.com : 朝日新聞社 - 「巨匠ピカソ」展(展覧会総合ページ)
ピカソはそこまでファンではないのだが、かなり規模が大きそうなのとポスターがかっこよかった(そこかよ)ので、足を運んだ。パリの国立ピカソ美術館の改装によって実現したという今回の世界巡回展。どっさりと来ましたという印象で、見応え十分だった。ピカソファンなら堪らないはず。
小学生?の時に美術か何かの授業でピカソの年表をまとめた事があって、画家人生初期とされる「青の時代」だけはよく覚えていた(多分初めの箇所だったから)。その時、年表の下の方に書いた《ラ・セレスティーナ》が凄く印象に残っており、今回生で見られて嬉しかった。
国立新美術館とサントリー美術館の2箇所同時開催。国立新美術館は初めてだったが、ヨーロッパの美術館のようで、とても広々としていてとても見やすかった。だけど、サントリー美術館のガラスケース越しに絵画を見るスタイルはどうも好きになれない。
それにしても、キュビズムってすげえ。
(スイマセン、こんな締めで。)
会期:12月14日(日)まで
英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展
31 Oct 2008, 17:35

英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠 ジョン・エヴァレット・ミレイ展
Bunkamura / 渋谷
ミレイの作品は、イギリスのテート・ブリテン?で見た時からずっと知っていたので、必ず見たいと思っていた。行こう行こうと思いつつも気付けば会期最後の週末。時間を見つけて、26日最終日にギリギリ滑り込んだ(ミレイ展だけは、平日ではなく日曜に行った)。初めてのBunkamuraにまごまごしていると行列が。まさかと思ったが、それが入場待ちの列だった。さすがは最終日、入場まで50分待ちのアナウンス。
50分後、ついに会場内に。会場内も人、人、人。人多過ぎ。《オフィーリア》の前にも当然人だかり。こんな風にして見なくてはいけない事に疑問を抱きつつも、人を掻き分けて《オフィーリア》の絵の前に。この作品、やはり人々を引き込む凄みがある。混んでる事がどうでもよくなるくらい見入ってやった。《オフィーリア》以外にも、孤独な生活を送る女性を描いた《マリアナ》、トランプに興じる娘を描いた《ハートは切り札》など見応えのある作品が多く、とても満足できた。ミレイの画風はとても好みです。
会期:終了
芸術の秋
31 Oct 2008, 14:23
ここ数日、急に肌寒くなった。そんな中、遅めの夏休みを満喫中。
普段なかなか出来ない事をやろうと、見たかった展覧会を片っ端から全部行ってみた。しかも平日ならば静かにまったりと鑑賞できるだろうと期待していたのだが、案外どこも混んでいて、鑑賞と言うより見物という感じだった。
以下、感想をダラダラと。
と思って書いてたら、結構長くなったので、別エントリーで。
SEEDS OF TOMORROW
08 Oct 2008, 01:34

企業CM「新しい明日」 | 社名変更/ブランド統一情報サイト | Panasonic
先日社名を統一したPanasonicの企業CMにちょっと感動したのでエントリー。
CMに感動と言うか、曲に。歌詞が心に響いた。
曲を提供したのはドリカム。
SEEDS OF TOMORROW
誰もみな 同じように 時の船の上
鼻の先で 過ぎる「今」は 一秒前の「未知」
今はまだ どこへも たどり着けずにいても
これだけはわかるよ とても簡単なこと とても大切なこと
明日の種を蒔くのは 今日なんだ
時の舳先で 風切る今なんだ
ぼくらはまだ 名もない 旅の途中
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